「SESは現場次第」などと言われるように、SESの現場はさまざまです。過酷な環境の現場もあれば、やりがいを感じられる現場もあります。今の現場に疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
健康的に働けるSESの
現場の特徴
SES案件の中でも、健康的に働けるSESの現場の特徴を3つ紹介します。
スキルアップできる
環境が整っている
エンジニアとして長く活躍するために必要なのがスキルです。自己学習や周囲からの支援を受けながら成長を実感できる現場であれば、モチベーションを維持して業務に取り組むことができるでしょう。
常駐先メンバーとの
人間関係に恵まれている
働く上で大きな影響を受けるのが、周囲の人間関係です。常駐先のメンバーと円滑なコミュニケーションを図り、業務上の相談がしやすい環境であれば、前向きに働くことができます。仕事内容やスケジュールが多少厳しくても、心強い仲間と共に乗り切ることができるかもしれません。
正当に評価してもらえる
正当に評価されない環境では、働く意欲が低下する可能性があります。たとえ地味な作業でも、誠実に進めているならきちんと評価されるべきでしょう。正しい評価が受けられれば、仕事へのやりがいやモチベーションアップにつながります。また「さらに評価してもらえるように」と努力する気力も湧くはずです。
将来の不安を払拭するには
職場選択が重要
慢性的な人手不足が続くIT業界では、エンジニアの需要が高く、将来性にも期待を持つことができます。しかし、合わない案件に従事しているエンジニアの中には、「毎日がつらい」「将来に期待ができない」と考えている人が少なくありません。
将来に希望を持って前向きに働くためには、職場選択が重要なポイント。職場を選ぶ際に、どんな仕事を請け負っているのかあらかじめ確認することで、「スキルアップができない」「エンジニアとしての成長実感が得られない」「キャリアアップができない」「案件を選べない」といった状況を避けることが可能です。
SES企業の中には労働環境が整っている優良企業もあるので、よく見極めることが大切です。
給料アップを目指す!
準備と戦略ポイント
SESエンジニアの平均給与は、511万円*です。国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本全体の平均給与は463万円*で、SESエンジニアの年収は一般の平均年収よりも高い水準にあります。ただし、給与は企業、ポジション、勤続年数によって大きく異なるため、700万円以上の年収を得ているエンジニアもいれば、給与の伸びに課題を感じるエンジニアもいます。
労働局「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果」PDF(https://www.mhlw.go.jp/content/000972233.pdf)
※SESエンジニアの平均年収は労働局の「労働者派遣事業報告書」で示される年収区分(例:400万円〜700万円)をもとに、加重平均を用いて算出。SES業界の実態を反映するため、主要な年収区分を参考に計算しています。
高還元のSES企業をチェック
大きな理由の一つが、SESの給与形態です。案件単価からSES企業のマージン(手数料)を差し引いた残りがエンジニアの給与となりますが、企業によって還元率はさまざま。40%の企業もあれば、80%を謳う企業もあるようです。給与が低いことで悩む方は、まずは自社の還元率を確認し、低すぎるようなら給与還元率の高い環境へ移ることも検討してみましょう。
単価の高い企業をチェック
もう一つ、注意したいのが案件の単価です。すでに説明したように、SESエンジニアの給料は「単価×還元率」で決まります。このためどんなに還元率が高くても、単価が低いままでは給料アップは望めません。次のキャリアパスを検討する際は、単価が高い企業を選ぶのが得策です。
自分の技術を活かして
挑戦できる案件選び
近年は「案件選択制度」を採用するSES企業が増えています。従来は予測困難な案件配属(いわゆる案件ガチャ)を避けられませんでしたが、「案件選択制度」なら、エンジニア自身が案件を選ぶことができるというメリットがあります。キャリアの方向性や業務内容、勤務形態などをもとにエンジニア自ら案件を選ぶことで、より自由度の高い働き方ができるでしょう。
もちろん、こうした働き方をするためにはスキルが必要不可欠ですが、スキルさえあれば、自分で案件を選び、単価が高く、還元率の高い企業でモチベーションを維持しながら働くことができるのです。
波風立てずSES案件から
抜けたい場合
「常駐先の人たちとの関係に疲れる」「業務内容と自分自身のスキルが合わない」「残業・休出が多い」などの理由から、SES案件から抜けたい、と考えている人は少なくありません。
円滑にSES案件を退くためには、契約更新のタイミングで伝えるのが得策です。まずは営業担当から客先に伝えてもらった上で、自分からも意向を伝えてみてください。
SES案件が決まらない!
焦りと不安の解消法
待機期間が長引くことで、不安に思う方もいるでしょう。しかし、この待機期間の過ごし方こそが、エンジニアの将来を左右する重要なポイントです。
最新の技術トレンドの情報収集や、資格取得のための勉強、自分に足りないスキルを習得するなどして、スキルアップを目指しましょう。待機期間を「自分の弱点を克服するチャンス」と捉えて自己研鑽に励むことで、キャリアアップの可能性が高まります。
SESの案件ガチャを
チャンスに変えるコツ
SES案件はバリエーションが幅広く、自分の希望とは異なる案件に配属される場合があります。しかし、テスターやコールセンター、単純作業や資料作成業務など、自分の希望とは異なる案件だからといって、エンジニアとして全くスキルアップできないわけではありません。
ここでは、不満だけにとらわれず、案件ガチャをチャンスに変えるコツについて解説します。「理想案件」を引き寄せるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
