フルスタック開発者の業務&年収UP例

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目次

フルスタック開発者は、ネットワーク、データベース、クラウド、バックエンド、フロントエンド、モバイルアプリといった幅広い技術に加え、マネジメントスキルも求められる職種です。ここでは、SES企業でフルスタック開発者として活躍するH.Oさんに、業務内容や年収についてお話を伺いました。

H.Oさん
フルスタック開発者
H.Oさん
環境を変えるため
家族とともに東京へ

フルスタック開発者として活躍するH.Oさんは、2017年11月にブログ記事をきっかけに現在の会社へ入社しました。地元鹿児島ではバックエンド開発者として経験を積み、家族ともに一念発起して上京。転職経験を経た今、キャリアにどのような変化があったのか詳しくお聞きしました。

働く環境だけでなく
時間の使い方も変化

36歳で家族と一緒に
上京した理由
案件の多い環境に
身を置きたかった

地元・鹿児島にいたころは、会社やチーム、部下のために多くの時間を費やしていて、自分のための時間がなかなか持てずにいました。でも今は、自分の努力次第で活躍していける環境が整っています。

当時は会社が地方だったこともあり、案件が少なく、収入面でも限界を感じていました。でも関東なら案件が豊富にあるだろうし、そういう環境で自分を試してみたいという気持ちが強くなったことも転職した理由の一つです。

前職との働き方の違い
残業時間が大幅に減少

前職では、月45時間の残業が当たり前、毎日21時や22時まで働いていました。今は緊急時以外ほぼ残業はなく、進捗状況に応じて自発的に残業を行うことはありますが、多くても月に10~20時間程度です。

前職では課長職だったので、どうしても管理業務に追われてしまい、自分の思うように働けないことが多かったように思います。現在は問題がなければ定時帰宅が基本で、仕事の進め方は一定の裁量を持たせてもらっています

業務に求められるスキル
コミュニケーションスキル

リーダーや同僚とのコミュニケーションは、とても重要だと思っています。普段から会話をしておくことで、いざという時に相談しやすくなりますし、仕事についての情報も得られます。それに、困ったときこそ相談してみると、意外なアイディアが出てきて解決に向かうこともあるんです。業務にポジティブな影響もありますし、私も普段から冗談を言い合えるような関係性を築くことを心がけています

転職後に残業代なしで
年収が100万円アップ

年収によるプライベートの変化
家族で使うお金に
迷わなくなった

前職では残業込みで年収が450万円ほど、転職時は残業なしで550万円、直近では750万円に達しました。転職して、残業なしで年収が100万円も上がったことには驚きました。

プライベートでは、買い物の仕方が変わりましたね。以前はとにかく安いものを重視していましたが、今では「良いものを長く使おう」と思えるようになりました。家族でお金を使うときも、迷うことが少なくなりました。

仕事のやりがいとメリット
満足のいく報酬が
得られること

やりがいをお金と結びつけると、金銭的な利益だけを追求しているように思われるかもしれませんが、十分なお金を得ることで仕事に対して覚悟がしやすくなりますし、家族の生活の不安も減ります。ですので、適正な報酬を求めることは、決して悪いことではないと私は思います。

仕事では、依頼された業務を一人で完遂するよう心がけています。もちろん、わからないことは周りに質問しますが、肝心な部分は一人で責任を持って対応するようにしています。

地方で諦めかけている人の
背中を押したい

今後のキャリアプランについて
自分がどこまで成長できるか
挑戦したい

正直この先の具体的なキャリアプランは、まだはっきりしていませんが、とにかく今の環境が素晴らしいので、私と同じようにキャリアに悩んでいる人たちをサポートしたいと思っています。私の紹介で入社する人が増えたらもちろんうれしいですが、そうでなくても、例えば地方で悩んでいる人たちの状況を改善していけたらいいなと考えています。

個人的にはリーダーとしてチームをまとめるよりも、スペシャリストとして自分がどこまでいけるかを見てみたいですし、今はその方向で進んでいますね。求められるものが多く、質も高くなっていくのがスペシャリストの責任だと思うので、それに応えられるよう今後も頑張りたいと思います。

キャリアに悩む
エンジニアへのアドバイス
H.Oさん

会社に慣れてくると、「ああしたい」「こうしたい」という挑戦心が少なくなり、毎日諦めや我慢の連続になりがちです。特に地方では、どうしても案件自体が限られてしまうため、キャリアの選択肢を広げるためには、新しい環境に身を置くことを検討してみるのも一つの手です。私個人の経験則から言って、30代後半からでも理想の現場でキャリアをスタートさせることは十分できます。

職場や働き方を変えるのは、自分の理想と現実のギャップを埋めるための手段だと思います。「慣れ」が「諦め」に変わる前に、まずは一歩を踏み出して新しい可能性を探ってみてください

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