バックエンド開発者の
業務&年収UP例

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目次

バックエンド開発者は、Webサーバー技術、プログラミング言語、データベース管理、APIの知識、さらにコミュニケーション能力が求められる職種です。ここでは、バックエンド開発者のK.Cさんにインタビューを行い、仕事内容やキャリアパスについてお話を伺いました。

K.Cさん
バックエンド開発者
K.Cさん
納得できる働き方を求めて転職

バックエンド開発者のK.Cさんは、同僚の紹介で現在の職場を知り、2022年1月に入社。転職の理由は、労働環境やキャリアパスの改善を求めてのことでした。バックエンド開発者でキャリアに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

希望する環境で
柔軟な働き方ができる

転職のきっかけ
前職の同僚の紹介で転職

今の会社で働いていた元同僚から紹介を受けた当時は、新卒で入った会社を辞めて、2社目に入社した直後でした。元同僚の話を聞いて「すぐにでも転職したい」と思っていたのですが、さすがに入社直後に辞めるのは会社に失礼だと考え、1年ほど勤めてから現在の会社に転職することを決めました。

前職との働き方の違い
役割が変わり、働き方も変化

前職では、設計からテストまで一貫して担当し、残業は月に20時間ほどでした。現在は、要件定義の資料作成や開発者への説明、顧客や派遣先社員からの質問対応などが主な仕事です。

さらに、今はプロジェクトの調整が可能ということもあり、残業は月10〜15時間に減りました。忙しいプロジェクトでも、何か事情があれば営業担当者に相談して、可能であれば変更を検討してもらうことができます。エンジニアの中には、「給料を上げるために残業を増やしたい」という人もいると思いますが、そうした要望にも応えてもらいやすい環境で働けています。

年収とともにプロとしての提案力も向上

年収アップの一番の要因
マージン率が下がったこと

前職では500万円でしたが、転職後は620万円、さらに最近は660万円に上がりました。入社4年目から適用可能な「プロ契約」に移行すれば、年収は760万円程度にアップする予定です*。これが実現できたのは、やはりマージン率の低さでしょうね。前職のマージン率が40%台後半だったのに対し、現在は32〜33%にまで下がったことが明らかな理由です。

私は「転籍」という形で、前職からプロジェクトを引き継いで転職しました。その際、プロジェクト先の担当者から、「(今の会社の)給与還元率が高いので、単価を下げたい」という交渉があり、実は単価が4万円ほど下がったのですが、それでも給料は上がりました。マージン率の違いが、いかに報酬に大きく影響するかということを実感しています。

*2024年9月取材時点
主な業務内容
システムの専門家、
責任者としての要件定義

現在のプロジェクトに参画して1年半以上になります。私の仕事は、お客様から要件をヒアリングして資料にまとめ、落とし込んだ内容を開発者に連携することがメインです。また、開発者が作ったソースコードや設計書のレビューも、すべて私が担当しています。

開発担当者に迷惑がかからないよう、要件をしっかり固めることに責任を持っています。ただし、お客様の言いなりにならず、きちんと提案することを大事にしています。お客様は業務のプロ、私たちはシステムの専門家ですので、自分たちの役割は常に意識しています。

トラブル時に発揮される
アドリブ力
障害対応時の提案と
コミュニケーション

障害発生時は、お客様にしっかりお詫びをしつつ、復旧にどのくらい時間が必要か明確に伝えるようにしています。もちろん、スケジュールなど条件的に厳しい場合もあります。それでも、先方の要望を汲み取りながら、品質担保のための提案をして適切に対応していくことも、バックエンド開発者としては大事なこと。

一から十までお客様にお伺いを立てるのではなく、納得いただける最善策を伝えることが大切だと思います。

仕事で大切なのは、
自発的に動くこと

業務以外に求められる
スキルや知識
コミュニケーションと自発性

技術力は現場に入ってから判断される部分が大きく、よほど低レベルでなければ技術力を理由に外されることは少ないと思います。

むしろ重要なのは、コミュニケーションスキルです。さまざまな現場の方の話では、派遣エンジニアの中には自発的に動けない人も多いと聞きます。「余計な作業はしたくない」「責任を負いたくない」と考える人もいるかもしれませんし、「言われたことだけやって給料がもらえればいい」という人もいるでしょう。でも私は、自発的に動いたほうが、評価もされやすくなると思うので、意識的に自分から行動するようにしています。

現場で心掛けていること
会社の評価に直結する
「エンジニアとしての行動」

今の現場では私一人なので、私の行動がそのまま自社の評価に直結します。ネガティブな印象を少しでも持たれるのは悔しいので、現場では「言われる前にやる」ということを心がけています。

私が積極的に動けるのは、会社に対してポジティブな印象があるからです。例えば、不安だらけの会社に勤めていたら「会社がどう見られても関係ない」と思ってしまうかもしれませんが(笑)、今は「会社に貢献したい」と思って働けていることも、転職を機に変わった点の一つかもしれません。

20代で年収800万円も
夢じゃない働き方

今後、挑戦したいこと
若手にエンジニアという
職業の魅力を伝えたい

エンジニア歴10年が経ちましたが、これまでバックエンドのJavaしか扱ってこなかったので、危機感を覚えて最近フロントエンド技術の勉強を始めました。将来的には、30代後半〜40代で常駐先の正社員になることを目指し、技術力を磨くなど自発的に動いたりしています。

また、社内のメンター制度にも興味があります。未経験や微経験の人に、バックエンド開発者の楽しさをもっと伝えていきたいですね。

今の環境を変えたいエンジニアへ
K.Cさん

年に1回は必ず単価交渉を行い、年収アップを目指せる環境を見つけてほしいです。前職では昇給額が決まっていてモチベーションが下がりましたが、今では上限なく10万円のアップも目指せます。

私が勤めるSES会社は、20代で年収800万円も夢じゃない環境なので、若い世代にも大きなチャンスがあります。正直、若いうちから適正な評価と報酬が得られる、真っ当な「SES会社」に出会える人が羨ましい!ぜひ、将来を真剣に考えてみてください。

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